沙亜矢のMTFワールド(強制女性化妄想)

男性から女性への変身・憑依・入替りを題材とした小説を公開していきます。一部18禁の内容を含みますので、ご注意ください。

葛藤



「お前の股間に、まさかこんなものがついているとは思わなかったな」

克彦に私の正体を知られた。
私の性別が男性であることに。

写真です♪

私は幼い頃から男であることに違和感を感じていた。
そして制服が分かれたとき、その違和感はピークに達した。
同時に私の内面は女性なのだと強く意識した。

大人になると、私は自分の身体にメスを入れた。
お金がないから、まずやったのは睾丸の摘出だ。
睾丸を取ると、女性ホルモンがよく効くようになった。

私は普通に女性に見られるようになった。

そして、知り合った克彦とつき合いを始めた。
もちろん私が男であることは隠して。
そしてもうすぐ性別適合化手術というときに克彦にバレたのだ。

「だからお前のことを好きになったのかもな」
「えっ、どういうこと?」
「俺、今まで女性のことを好きになれなかったんだ。好きになるのは男ばかりだったんだよ」
克彦は同性愛者だったのだ。

「まさか性転換するんじゃないだろうな」
私は曖昧に笑うだけだった。

「性転換はやめてくれないか。今のままでいてくれないかな」
私の耳もとで克彦が囁いた。

どうしよう?
克彦のことは好き。
でも男の身体のままでいるなんて我慢できそうもない。
でも女になってしまうと克彦と別れるなくちゃいけないかも。
でも……。

私の悩みはつきそうにない。


《完》


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