沙亜矢のMTFワールド(強制女性化妄想)

男性から女性への変身・憑依・入替りを題材とした小説を公開していきます。一部18禁の内容を含みますので、ご注意ください。

乗っ取られた人生



ナンパした女といざ事に及ぼうとしたときに俺はその女と入れ替わってしまった。
いや、入れ替わったというのは正確ではない。
確かに俺はその女になった。
しかし、俺の身体の動きはなかったのだ。
俺の身体に女の意識が入ったかどうかは定かではない。
ともかく呼吸がすごく弱くなっていた。

「おい、死ぬなよ。お前が死んだら、俺はずっとお前の姿でいないといけなくなるんだからな」

俺は必死にマウストゥマウスを施した。

写真です♪

急に俺の身体の眼が開いた。
「よかった。生き返った!」
反射的にそう叫んだが、どうも様子がおかしい。
辺りをキョロキョロと見回している。

そうして俺の顔を見て、イヤらしい顔でニタっと笑って言った。
「なかなかいい女じゃないか。この男はもてるんだな。このままこの身体をいただくことにするか」
そんなことを言い出した。

「誰だ、お前は?」
「この辺りをうろついていた、いわゆる浮遊霊ってやつだよ。魂の抜けた身体があったから、この俺様がこの身体をいただいたってわけだ。もしかしたらこれからヤルとこだったのか?そりゃタイミングよかったぜ。この俺様がお前を天国に連れてってやるぜ」
「ちょ…ちょっと待て。俺は女じゃないんだ」
「それじゃニューハーフってやつか?ニューハーフでもいいぜ。生きてたころにはそんな経験はできなかったからな」
「いや、違うんだ。お前が入ったその身体が俺の身体だったんだ。どういうわけかこの女の身体に入ってしまって…」
「ああ、そういうわけか。おそらく女にはもう生きる気力がなかったんだと思うぜ。ちょっとしたことで、身体から離れてしまうくらいに弱ってたんだろう。だからちょっとしたショックで、女の魂が身体から出て行き、まだ死にたくない女の身体が、お前の魂を奪い取ったんだろう。お前の身体の魂がなくなったタイミングで、この俺様が簡単に乗っ取ることができたんだろう」
「だったらどうすれば戻れるんだ?」
「魂と身体の結びつきが弱まれば出ていけるようになるさ。残念ながらお前さんの魂はまだまだ力がありそうだから、すぐには無理だろうな」
「そんな…」
「とりあえず状況は分かったんだから、やることやろうぜ。そのためにこんなとこに来たんだろう?」

俺の身体を奪った見知らぬ男に俺は犯された。
不本意ながら、初めての女としての快感に俺は飲み込まれてしまった。

「なかなか良かったぜ。お前も随分楽しんでいたみたいだし、これからもよろしく頼むな。お前だって自分の身体と一緒の方がいいだろう。もしかしたら戻れるかもしれないんだから、な。それまでは俺様がお前の代わりをしてやるぜ。ただしせっかく生き返ったんだ。あくせく働かずに、人生をエンジョイさせてもらう。お前はキャバクラででも働いて俺を養ってくれよ」

俺はまだ快感の余韻の中にいて、その言葉を聞いていた。

「なんだ、女の快感に惚けちまったか。お前もその身体が気に入ったんなら、お互いハッピーじゃねえか。それじゃもう一発やるか」

俺は再び男に抱かれた。
二度目のセックスでは幾分か積極的になっていた。
これからはこの身体が俺の、いや、私のもの。
自ら腰を振り、快感を貪った。

もっともっと感じさせて。


《完》


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